🎬「家なき子 希望の歌声」84点(B上)
もちろん「同情するなら金をくれ!」とは全く別物。
原作は世界的に有名なエクトール・マロの児童文学「家なき子」の映画化で、過去イタリアやフランスで何度も映画化されているようですがもちろん観たことはありません。日本では何度かアニメ化されていますが私はちゃんと見たことがなくてストーリーもよく知らなかった(*_*;
まあ、このポスターのフランドル派的な美しさだけでも素敵じゃないですか。
良い人も悪い人もわかりやすく描かれていて、なによりも主人公レミの可愛らしさと歌声の素晴らしさ!レミを救う旅芸人ヴィタリスのダンディさ!
まっとうな児童文学をしっかり読んだ気になりました(^_-)-☆
🎬「アーニャは、きっと来る」86点(A)
何の予備知識なく観たら結構よかった拾い物作品(^^♪
ポスターの美少年は「アーニャ」ではありません。念のため。
ナチス占領下にあるフランスのピレネー山脈の麓の小さな村にナチス軍が駐留する。
村と隣接したスペインに亡命しようとするユダヤ人を捕まえるために。
生き別れになった娘(アーニャ)を待つユダヤ人。亡命を手助けしようとするレジスタンス。レジスタンスと関わりたくない村人。村人と心をかよわせるナチス将校。その将校に対して父親に対するような思慕の念を持つ羊飼いの少年。
それぞれのキャラクターがとても上手に描かれていて、ハラハラしながら最後まで見せてくれました。
将校役のトーマス・クレッチマンは「戦場のピアニスト」で主人公シュピルマンを救うドイツ将校役でした(^-^;「善良なるドイツ人」がはまり役か?
「拾い物大賞」があれば上位間違いなしの作品!
🎬「新解釈・三國志」(?)
これは…評価を差し控えます。
期待したより退屈だった、とだけ。