また4年待つ価値のある22分間

 

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ひとことで言ってしまえるはずはないのだけれど、敢えて言ってしまう。

日本は攻撃力を発揮したが、ベルギーは破壊力を発揮した、ということだ。

サッカーはいろんなことが起きるので攻撃力の高いチームが必ずしも勝利するということはない。
打っても打っても点が入らないということはよく起こる。
今回の予選リーグのドイツのように。

四年前のドイツには破壊力があった。
その四年前のスペインは破壊力はなくてもそれに近い攻撃力があった。
破壊力を持つにはそれなりの駒が必要だ。
今大会でそれを持っているのは、ベルギーとフランスだ。

試合を振り返れば、後半の前半で2-0という全く想定外のスコアになった(なってしまった)日本が残りの時間をどう使うべきだったかということに帰着するのだろう。
サッカーにおいては2-0の後の次の1点がどちらに入るかが極めて重要であることは周知のこと。
だからこそ、2点目を取った直後の日本のCKはあまりに雑ではなかったかと思うのだ。
仮に0-1で負けていて、アディショナルタイムでのこれがラストチャンスのCKだ、という状態ならば別のCKをしたはずだ。
3点目をどん欲に。

しかし、この試合の3点目はベルギーが手にしてしまった。(これは日本にとってかなり不運な1点だった)
その後の展開は承知のとおり。ベルギーは息を吹き返し、ルカクの破壊力をケアするために他の攻撃力をかわせなかった。
西野監督が試合後に言った通り「本気のベルギーは強かった」。


結果2-3で1点差で敗れたが、これは同じ1点差でも0-1で敗れるのとは全く違う。
日本は2点取ったのだ。
乾の2点目のゴールからフェライニの同点ゴールまでの22分間。

ワクワク、幸福な22分間だったことを感謝したい。