2022-01-01から1年間の記事一覧

一年早いなあ。 今年は結局40本くらいしか映画を観れてないですね。 でも、なかなか秀作が多かったようにも思います。 CG多用の大作も面白いけど、「人間」を描き切るドラマ重視の映画もやはりいい。 今年のベストは何だろう。 「ウエストサイド」も「ドラ…

気配を感じる

10日ほど前からウチの車のドアミラーが調子悪くなった。 両側3分の1くらいしか閉じない。 かと思えば運転席側は半分ほど、助手席側はちゃんと閉じる。 かと思えば翌日は逆になったり、こんどは開かなくなったり。 こりゃ交換かと思って部品注文。今日にも修…

キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱

今年も残り1週間。最近映画ネタばかりだなあと思いつつもさらに。 「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」 eiga.com もう上映は終わってますが。 いわゆる「伝記もの」ではあるが、決して偉人紹介という描き方ではありません。 小学館版「学習まんが人物館 …

「スーパー30 アーナンド先生の教室」を見逃すな

貧しい家庭に生まれたアーナンドは数学の才能を認められ、イギリス留学のチャンスを得る。しかし家計からその費用は出せず、当てにしていた援助も断られ、いつも励ましてくれた父も心臓発作で他界。留学を断念し、町の物売りとして暮らしていた彼は、予備校…

LAMB/ラムを観た

問題作ですね。 このポスターはまるで宗教画。 金色の枠は額縁にしか見えない。 ダ・ヴィンチ 白貂を抱く貴婦人 ダ・ヴィンチのこの絵は宗教画ではありませんが、ラファエロ・サンティの「パサディナの聖母」などのルネサンス期の母子像絵画とモチーフは同じ…

げっとばっく

Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band」(1967年)に収録されている 「When I'm Sixty-Four」 www.youtube.com ポール・マッカートニーが10代の時に作った曲らしいんだけど。 僕を必要としてくれるかい?僕に食事を作ってくれるかい? 僕が64歳になっても と…

鎌倉殿のBGM

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も残すところ6回かな。 史実と史実のはざまを巧みに埋めていく三谷さんの脚本の見事さに毎回うならされながら見ています。 個人的に、日本史の中で鎌倉時代というのはあまり興味を抱いてなかった世界でした。大昔に「日蓮と蒙古大…

ヤウナ・ムジカ(リトアニア)演奏会に行ってきた

アルカスSASEBOで開催されたヴィリニュス市合唱団ヤウナ・ムジカ(リトアニア)演奏会に行ってきました。 www.min-on.or.jp 結論をいうと・・・ めちゃめちゃ良かった! リトアニアという国はいわゆる「バルト三国」のひとつ。 バルト三国は世界有数の合唱大…

季節は巡り、全国大会

青森まで聴きに行くのは無理だなあ、ならライブ配信を申し込もうかと思ったが高等学校部門の10月29日は仕事・・・(ト・ホ・ホ) 30日は別用が入りそうだし・・・ お時間のある方は是非申し込んでください! ciy.digital.asahi.com

ブツがここに

NHKの夜ドラ「あなたのブツがここに」が終わった。 www.nhk.jp なんだかヤバそうなタイトルだけど中身は秀逸だった。 コロナ禍で右往左往させられる世情がこまやかに描かれてリアリティに溢れたドラマだったと思う。 キャスティングも見事だったが、特に娘役…

「サバカン SABAKAN 」観たよ

監督:金沢知樹さんを始め、音楽:大島ミチルさん、出演者にも岩松了さんや茅島みずきさんと長崎出身スタッフ・キャストを配し、長与、大瀬戸、古部駅、角力灘の島々などの風景が細かに描かれて、長崎人としてはかなりちむどんしました。 夜の回だったことも…

拾われた男

このドラマは秀逸でした。 俳優・松尾諭氏の半自伝的ストーリーでありながら、家族と向き合うさまはごく普通の一人の人間であり、とはいえ兄の存在によって普通じゃない状況に陥って右往左往するのですが、その普通さと普通じゃなさを「普通」に演じている仲…

底力!

国際合唱連盟(IFCM)のFacebookにアップされている佐賀女子高&ソレイユさんの高田三郎「平和の祈り」。 「周りにいる人たちに感謝し、笑顔を忘れず歌い続けること。それが私たちにできる平和を願う行動」というメッセージが添えられて、真摯な祈りの合唱が…

石田組の13人

「硬派弦楽アンサンブル石田組ツアー長崎公演」に行ってきました。 神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターである石田泰尚組長率いる男性のみの弦楽合奏団。 メンバーはステージの度に入れ替わるということですが、いずれも石田氏が信…

8月9日

先日鹿児島でお会いしたときに、宣伝しといてね!と言われまして(^^♪ 松下耕さん率いる東京ユースクワイアがやってきます! ミサ曲や「どちりなきりしたん」などを演奏される模様です(^^♪ チャリティということで入場無料ですが入場整理券が必要のようです。…

「エルヴィス」を観た

不世出のポップス・キング、エルヴィス・プレスリーの伝記映画。 これは・・・いい!すごくいい! 「レイ(レオ・チャールズ)」「ゴッホ」「マリア・カラス」「パヴァロッティ」「エジソンズ・ゲーム」「テスラ」「シェイクスピア」「ロケット・マン(エル…

「シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~」を観た

映画を観た後、僕の中で「傑作!」「名作!」と勝手に位置づけるわけで、ときおり「愛おしい作品」というのがあります。 そのNo1はたぶん高校生の頃に観た「ジェレミー」(1973年)であります。 ソフトを検索したらAmazonでDVDがなんと17,800円ですと! 多感…

合体ウエストサイドストーリー こりゃどうなってるのか

スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」は本当にすばらしかった。 のですが、1961年ロバート・ワイズ版ももちろん傑作。 で、その2つを合体させた「TONIGHT」!どうなってるんだろ・・・。 www.youtube.com なんと「America」も! www.youtube.com …

合唱祭!

久々にブリックホール大ホールでの開催!ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 やはり人が集うのは楽しいものです。 62年前に15団体の参加で始まった合唱祭。 今年1月の市民会館でのミニ合唱祭参加が16団体だったので振り出しに戻ったわけですが…

ちょっと楽しみ 「シング・ア・ソング!笑顔を咲かす歌声」

少し先の上映になりますが。 原題は「Military Wives」ですから「軍人の妻たち」。 夫を戦地へ送り出した妻たちがイギリス軍基地で結成した合唱団の実話を基にした映画のようです。 シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」、ティアーズ・フォー・フ…

潜水艦クルスクの生存者たち を観た

2018年制作らしいこの映画が今公開されているのは間違いなくウクライナ情勢に関連してのことでしょう。 movie.kinocinema.jp 2000年8月12日に起こったロシアの原潜クルスク号の沈没事故を基にした映画。 制作したのはフランス・ベルギー・ルクセンブルグ・ル…

晴れオケ ふたたび

前記事の「指揮者なしのオーケストラ 第九に挑む!」が明日(15日)21時からEテレで見れますよ(^^♪! www.nhk.jp 鎌倉殿のあとに是非!

弦も弓もキレッキレ 辻井さんと晴れオケと

こないだの日曜の夜はNHK三昧。 「鎌倉殿の13人」をいつものように見た後に始まったこの番組。 いや~すごかった(^-^; このレベルになると目が見えるとか見えないとか全く問題じゃないことを今更ながら思い知らされ。 今年2月のコンサートメインプログラムも…

「アンネ・フランクと旅する日記」 を観た

第2次世界大戦下にユダヤ人の少女アンネ・フランクが空想の友だち宛てにつづっていた「アンネの日記」を原案に描いたアニメーション映画。「戦場でワルツを」のアリ・フォルマンが監督・脚本を手がけ、アンネの空想の友だち、キティーの視点からアンネの生涯…

東混の闘魂「死んだ男の残したものは」

3月25日に収録された東京混声合唱団の「死んだ男ののこしたものは」(武満徹)www.youtube.com もちろん、「NO WAR」と題されていますのでウクライナ問題に向けて発信されたものでありましょう。 音楽や合唱に政治的メッセージを持たせることの是非は別とし…

そして歌声は未来に向かう ~JCAユースクワイアを終えて~

聖堂には確かに音が鳴り響いているにもかかわらず静謐の中に身を置いている。 3月26日。 第11回JCAユースクワイアコンサートの場で私はそう感じていた。 ラトビアから生まれた作品群は実直な祖国愛と共に自然と神への確かな信仰にあふれていた。それは松…

ユースクワイア外伝

3.25 朝日新聞長崎版より 明日26日14時からの浦上天主堂でのコンサートに先立ち、出来たてほやほやの曲を献歌してくれました。 全国各地から来てくれた若者たちもいろんな想いを胸に歌ってくれたことと思います。 「歌の力」の可能性を世界中の音楽人と共に…

祈りのとき

今日の午後。 黙祷をしていてふと思ったのだがその1分間だけ日本中の信号を赤にしてはどうだろうか。 運転中だと黙祷できないしいきなり止まるわけにもいかないしね。 祈りのときは静寂の中で迎えたい、と思う。 8月9日は長崎市だけでも。

「ウエスト・サイド・ストーリー」を観た

ついに来ました スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」! 多くの方がそうだろうと思うのですが1961年のロバート・ワイズ版の「ウエスト・サイド・ストーリー」のイメージがどう壊されるのかという一抹の不安や期待を抱いて観に行きました。 あまり…

「ドライブ・マイ・カー」を観た

舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専…