合唱関係の映画

4月に記事にした「ザ・コラール 希望を紡ぐ歌」

eiga.com

7月17日~30日、長崎セントラル劇場にやってきます。

ヴォルデモートだったり教皇選挙取締だったりのレイフ・ファインズが合唱指揮者に。

戦時下のヨーロッパのお話なのでハッピーな結末では終わらないような気がしますが楽しみにしたいと思います。

 

もうひとつ、秋にロードショー予定になっている「キリコのタクト~YELL」。

eiga.com

鈴木京香さんが高校合唱団を指導しコンクールで優秀な成績に導いた「伝説の音楽教師」キリコ役だそうです。

「なぜ〝伝説の音楽教師は”姿を消したのか―その素顔と真実に迫る」といういささかミステリー的な内容のようですが、いきものがたりの「YELL」が重要な鍵?

長崎を舞台にした2015年の映画「くちびるに歌を」はアンジェラ・アキさんの「手紙~十五の君へ~」をモチーフとして作られました。クライマックスの合唱コンクールは今は無き長崎市公会堂ロケで、合唱に関わる教師と生徒たちの胸アツ物語でした。

10月2日全国ロードショーとなってますが長崎ではどうなりますやら(;'∀')

濱田屋さんの胡麻豆腐

先日、高野山に行ってきました。

広い広い。

弘法大師空海が816年に開かれて以来1200年以上の歴史の重み、深みに感じ入りました。

詳しくガイドしていただいた方が言っておられましたが、「なぜそんなことするの?」と思われることが今も引き継がれていているのが貴い。

幸いクマには出くわさなかった(出没するらしいです)けど、ジャニーさん墓参りの御婦人方集団とは遭遇しました。

 

車で案内していただいた和歌山のN先生の強烈な推しで「濱田屋」さんの胡麻豆腐をご馳走になりました。

胡麻豆腐 濱田屋 - 高野山/豆腐料理 | 食べログ お店の中でいただけます。きめ細かくしっとりとして、えも言えぬ弾力ある食感で、胡麻の風味がふ~んわりと広がります。たしかにN先生の推しもわかります。

 

これは他ではなかなか味わえないと思い、自宅に発送を依頼することにしましたが、保存料などを一切使ってないので賞味期限は到着日の翌日までというタイトさ。

わさび醤油でぺろりと美味しくいただきました(^^♪

 

ブルームーン

eiga.com

 

あ~哀しいなあ。

1943年11月22日に48歳で早逝したアメリカの作詞家ロレンツ・ハート。

映画はロレンツが路地で発作を起こし行き倒れとなるシーンから始まり、その後は

その8か月前の3月31日の夜に戻る。ロジャース(作曲)&ハマースタイン(作詞)によるミュージカル「オクラホマ!」が初演され大喝采を受けた夜だ。

その打ち上げパーティ会場のレストランバーで繰り広げられる1時間40分の物語だから

「真昼の決闘」のように上映時間がまんま経過時間と思われる構成。

ロジャース&ハマースタインはご存じ、「南太平洋」「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」などの名作ミュージカルを生み出した二人である。

ロジャースの元相棒として、その大成功を祝いつつ同時に呪うロレンツ・ハートの最晩年の一夜をイーサン・ホークがみごとに再現して見せる。


イーサン・ホークは身長179センチ、ロレンツは150センチほどだったようだから30センチ小さく見せないといけない。

その変貌ぶりもだが、上映時間中のほとんどを一人で喋り倒すのが凄い。

ロレンツの文学的知識は驚くほど多岐に及ぶが、シニカルで都会的なセンスは「オクラホマ!」を受け入れるはずもない。

アルコール中毒であり、性的な「ゆがみ」も垣間見えるが彼のディーバとも言える20歳の美しきエリザベスへの想いはいじらしくて仕方ない。

ブルームーン Blue Moon Xエリザベス役のマーガレット・クアリー

 

イーサン・ホークはこの映画でアカデミー主演男優賞にノミネートされたが受賞はならなかった。僕は「罪人たち」をまだ観れていないので何とも言えないけど、とても「惜しい」結果のように思える。

 


www.youtube.com

 

タイトルにもなっている「ブルー・ムーン」は1934年のロジャース&ハートによるジャズスタンダード曲で、レストランバーでさりげなくオシャレに流れるのが哀しい。

(映画の中ではこの大ヒット曲さえロレンツはつまらん詞だと自虐するけれど)

ジュリー・ロンドンが歌う「ブルー・ムーン」


www.youtube.com

 

長崎セントラル劇場で6月4日まで!

 

6月7日 合唱祭

長崎混声合唱団 (@nagasaki_konsei) • Instagram photos and videos

6月7日(日)10時より長崎市民会館文化ホールで開催。

年に一度の合唱の祭典、小学生からシニアまで全43プログラムです。

一般1,000円 高校生以下500円 

ご来場をお待ち申し上げます(^^♪

 

オールナイトニッポンとサイモン&ガーファンクルと

昔話。

中学生の頃からオールナイトニッポンを聴いていました。

パーソナリティだったのは糸居さん、カメさん、てっちゃん、ヒデさん、あんこうさん、あまいさんだったかな。

その後しばらくの間、亀渕昭信さんの「ビバカメショー」となって、その後タレントさんがパーソナリティを努めるようになり(このあたりはwiki「オールナイトニッポン」が詳しいです)。

当時我が家にステレオは無いくせになぜかオープンテープデッキがありまして。

その59 ステレオ・テープデッキ (7)こんな感じだったけどこんなに上等ではなかったかも。

 

今みたいにSpotifyやらダウンロードやらBluetoothやら影も形もない時代、ラジオのスピーカーにマイクを近づけてラジオ番組を録音したりしてたわけですよ。涙ぐましい。

で、ビバカメショーでカメさんがサイモン&ガーファンクルの特集をやられました。

それは、S&Gの曲を邦訳を声優の鈴木弘子さん(だったと思う)がしっかりと朗読した後に曲がかかるという構成で進むのです。

たぶん2時間、マイクをラジオの前に据えたまま、CMを避けてデッキの重いスイッチを二つ同時にガチャっと押して録音するわけですよ。

 

聴きました。何度も何度も繰り返し。テープが擦り切れるほどに。

 

時よ、時よ、時よ、

ぼくがどんなに変わったか見てごらん

 

「冬の散歩道」の冒頭の歌詞を読む鈴木さんの声は今でも忘れない。

 

「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」というCMを信じて買ったモーリスのフォークギター。夢だった。

そして、もちろん「ビタースイート・サンバ」を聴くと心は半世紀以上前に舞い戻るのです。


www.youtube.com

ビバ~、ヤング!パヤパヤ。

そろそろ・・・S&G

当ブログタイトルはサイモン&ガーファンクルのデビューアルバム「水曜の朝、午前3時」(1964)をパクりました。

すでに10年以上が過ぎ、このブログもいつまで続けられるかわからんなということで僕の独断的「サイモン&ガーファンクル愛」についてぼちぼち書いていこうかと思います。

このアルバムに収録されているのは

Side 1
  1. ユー・キャン・テル・ザ・ワールド - "You Can Tell the World" (Bob Gibson/Bob Camp) - 2:47
  2. きのう見た夢(平和の誓い) - "Last Night I Had the Strangest Dream" (Ed McCurdy) - 2:11
  3. 霧のブリーカー街 - "Bleecker Street" (Paul Simon) - 2:44
  4. すずめ - "Sparrow" (Paul Simon) - 2:49
  5. ベネディクタス - "Benedictus" (traditional *, arranged and adapted by Simon and Garfunkel) - 2:38
  6. サウンド・オブ・サイレンス - "The Sounds of Silence" (Paul Simon) - 3:08
Side 2
  1. 私の兄弟 - "He Was My Brother" (Paul Kane) - 2:48
  2. ペギー・オウ - "Peggy-O" (traditional) - 2:26
  3. 山の上で告げよ - "Go Tell It on the Mountain" (traditional) - 2:06
  4. 太陽は燃えている - "The Sun Is Burning" (Ian Campbell) - 2:49
  5. 時代は変わる - "The Times They Are a-Changin'" (Bob Dylan) - 2:52
  6. 水曜の朝、午前3時 - "Wednesday Morning, 3 AM" (Paul Simon) - 2:13

*原曲:Missa ad imitationem moduli Iager/Orland di Lasso (「狩人のミサ/ラッソ」作品番号LV622)

 

「トム&ジェリー」というコンビ名?を「サイモン&ガーファンクル」に変えてのデビューアルバムですが、P.サイモンのオリジナル曲は1-3「霧のブリーカー街」、1-4「すずめ」、1-6「サウンド・オブ・サイレンス」、それと2-6「水曜の朝、午前3時」の4曲のみ、ではなく「私の兄弟」もポールのPaul Kaneという別名での作品。

他はトラディショナルフォークやミサ曲起源で、特筆すべきはボブ・ディランの2-5「時代は変わる」でしょう。同じ1964年の初めにリリースされたディランの曲をカバーしたというのは担当プロデューサーの意向があったとはいえ詩人としてのポールがディランのことを大いに認めていたのだと推察します。

また、1-5「ベネディクタス」と2-3「山の上で告げよ」という選曲はS&Gがユダヤ系アメリカ人であるという出自と無関係ではないのだろうと思います。

それは1-3「霧のブリーカー街」の中での「It's a long road to Canaan(カナーンまでの道は遠い)」という歌詞にも、1975年発表のソロアルバム「時の流れに」(名盤!)の中の「もの言わぬ目(Silent eyes)」などにも表出します。

 

アルバムは発表後もほとんど注目されることもなく、失意のうちにロンドンを彷徨うポール。しかし、プロデューサーのトム・ウイルソンがフォークギターバージョンだった「サウンド・オブ・サイレンス」をエレキギターやドラムをオーバーダビングで追加してシングル盤で発売したところ、そのバージョンがラジオで紹介されたことを契機に爆発的ヒットとなったというのは有名なお話。

「サウンド・オブ・サイレンス」は、後に映画「卒業」のOPにも使われ彼らの代表曲となるのですが、多くの人が聴いたエレクトリックバージョンとアルバム収録のフォークバージョンのどちらがいいかは個人の好みとはいえ、フォークデュオとしてのS&Gらしさが濃いのはアルバム収録版であることは間違いありません。

とはいえ、フォークからフォーク・ロックへ変化して「ベイビー・ドライバー」や「アイ・アム・ア・ロック」などの名曲が生まれたのはこの「サウンド・オブ・サイレンス」のエレクトリックバージョンの成功があったからなのかもしれません。

このアルバムの中で僕が一番好きな曲はやはりアルバムタイトル曲である「水曜の朝、午前3時」です。

青春時代の甘酸っぱさ、愚かさ、苦悩、そして愛。

短くシンプルな曲ですが深く心に染み入るのです。

 

良い和訳だと思うので転載させていただきます。


www.youtube.com

(つづく)

 

ハムネット

eiga.com

100%完璧な映画!

アカデミー賞に複数ノミネートされ、ジェシー・バックリーが主演女優賞を取ったことは知っていましたが内容についてはほぼ白紙で観ました。

OPで制作にS.スピルバーグとサム・メンデスの名を見た時に只ものじゃない感。

映像の美しさは「ノマドランド」同様、自然光を駆使し全編が名画のよう。

主演ふたりの演技から生み出される詩情と緊迫感に圧倒されます。

特にアグネス・シェイクスピアを演じるジェシー・バックリーは、ほぼ「すっぴん」と思われるのに信じがたい美しい顔の造形から神秘性が溢れて、これこそ激情の表出!というべき演技はほんとに素晴らしい。

動画】ジェシー・バックリーら出演 クロエ・ジャオ監督最新作 映画「ハムネット」予告編 不朽の名戯曲「ハムレット」はいかにして⽣まれたのか… -  MANTANWEB(まんたんウェブ)

 3月15日 アカデミー賞授賞式

 

ラストシーン。ロンドンのシェイクスピア劇場。

さまざまな感情のシンパシーが湧きあがり、それがみごとに昇華されるシーンに涙が溢れました。

この映画もっともっと評価されていい。大傑作だと思います。

長崎セントラル劇場で5月28日まで上映予定です!


www.youtube.com