たまに愚痴る

長崎市役所跡地に新しい文化施設(音楽ホール)が出来るという話が出たのはいつだったか。

本来、県庁が移転したとき旧県庁跡地(江戸町)に作ろうかなと臭わせてたのが急転直下、市にたらい回されたのだった。

その間に公会堂はさっさと解体され、NBCさんが移転してアーブホールも無くなり、県営バスセンター上の「いきいきひろば」も練習場として使えなくなり、そして僕たちは途方に暮れた。

国体とかねんりんピックとかに音楽団体は都合よく駆り出され、その度に市のため、県のためとそれなりに協力し貢献してきたつもりなのだが(それに対しての見返りをというわけではないが)その時だけは有り難がられたりもするが、それが終わるとホッタラカシどころかどんどん練習する場所はなくなり活動は狭められているというのが実感。

税金の使途だから優先度はいろんな人の価値観によって左右されるのは仕方がないというのはわかるが、文化施設は本当にムダなのか。大昔の瓦や茶碗のカケラを後生大事にして博物館を作るのもいいけど、今を生きる僕たちやこれからの子供たちが文化的な活動する場を狭めてそれでいいのか。文化って一体何なのか。

 

あと数年待てば市役所跡地になにがしかの音楽専用ホールを作ってくれるのだろうという期待はまたも泡と消えそうだ。

今朝の新聞の新市長の会見記事を見てそう思った。