振替伝票の孤独

会社で必要な文具はネットかFAXで今日頼むと「明日来る」という便利な時代になりました。

 
会社の経理事務で使う振替伝票が品薄になったので、他の品物と合わせてKラットさんに注文を入れました。
通常、振替伝票は10冊セット(1冊は50枚つづり)みたいになってるので数量を「1」として10冊頼んだつもりでいたのですが、翌日届いた箱の中には他の注文品と共に振替伝票が1冊だけ入ってました。
 
それだけでかなり笑えたのですが。
 
 
配達までの道中、その箱の中で交わされた文具くんたちの会話を想像してみる。
 
(補助元帳君)「おや?振替伝票くん。今日は君は一人なの?」
(裁断替刃君)「いつも10人一緒なのに、今日はさびしいね~」
(振替伝票君)「そうなんですよ~。今日はどういうわけか僕ひとりなんですよ~。いつもは10人でくっついてるから淋しくって」
(スティックのりちゃん)「あたしたちはいつも3人一緒よ~」
(振替伝票君)「だいたい、僕を一冊だけ頼んでどうすんだっって話ですよね~(*_*;」
(修正テープ本体君)「とりあえず振替伝票が1冊しか要らないって、この会社、先が長くないんじゃないか?」
(一同)「かもね~~!」
 
 
・・・そんなことはありません。