アンという名の少女

netflix経由、NHKで放送中(日曜日の23時~)の「アンという名の少女2」が佳境に入っております。

村岡花子女史がL.M.モンゴメリの原作にほれ込んで翻訳したというのは朝ドラ「花子とアン」で見て知ってましたが、僕自身は原作も読んでないしアニメも見てなくて全くの白紙状態で「1」から観てますので新鮮でしかたない(^^♪

そうかあ。「赤毛のアン」ってこんな話なんだ。

 

ストーリーもさることながら、演出が丁寧で映像が美しい。

アン(「eがつくAnne」)役のエイミーベス・マクナリティは決して美人ではない(原作通りなんだと思う)が、アンのキャラクターそのままなんだろうと思う。

アンという名の少女」がすごい。アンもダイアナも原作通りだ!と観てたら、現代的解釈に不意打ちされた【熱烈鑑賞Netflix】:telling,(テリング)とにかくよくしゃべるしゃべる。妄想する。

それは生後間もなく両親を亡くし孤児院で悲惨な幼少期を過ごしたアンの心の暗闇の裏返し。

そのアンを引き取るカスバートきょうだいの寡黙さとの対比がすばらしい。

カスバート家に家族として迎えられた時のアンの歓び様に、見ているこちらも「良かったね、アン」と思わざるを得ません。

 

特筆したいのはオープニングタイトルロールの見事さ!

たとえ録画をみる時もいてもこのOPは飛ばせません。


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シーズン2はもうすぐ終わってしまうけど、11月28日からシーズン3もNHKさんは放送してくれるようです。

おそらく今後カスバート家にもつらい日々がやってくるんだろうけど、アン・シャーリー・カスバートの幸せを祈りつつ見届けたいと思います。