「シン・シリーズ」の庵野秀明監督作品としては「シン・ゴジラ」に次いで二作目。
僕的にはめちゃくちゃ面白かった(^_-)-☆
ポスターにある「変わるモノ 変わらないモノ そして、変えたくないモノ」というコピーは、この時代に庵野監督が作るべき「仮面ライダー」の神髄を現わしていると思います。
怪人➡オーグのCGがチープに見えるのは明らかに意図的。小学生、中学生の男児が熱中したかつてのテレビドラマの思い出が鮮やかによみがえってくるのです。
敗北したオーグが泡となって消滅するシーンもかつてのまま。
それが良いのです！
ライダー2号が風も受けないのに変身するのも、そういうものだから。
そもそもバッタの身体能力を埋め込まれた、とんでもない能力を持つ改造人間という設定を受け入れた時点でそれ以外の細かいことをあーのこーの言うのは全く無意味です。
最新サイクロン号で疾走する仮面ライダーは文句なくかっこいいし、バイクでのカーチェイスシーンは今こそ出来る映像と思います。
ショッカーってそもそも何だろうと思って、ちょっとググってみると2005年の映画「仮面ライダーTHE FIRST」では
Sacred Hegemony Of Cycle Kindred Evolutional Realm
同種の血統による全体の、神聖なる支配権・・・明らかにナチズム由来の秘密結社。
そして「シン」では
Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling
計算機的知識を組み込んだ改造による持続可能な幸福の組織化・・・
これはわからん(^-^;
僕が中学生のころ「仮面ライダー」が始まったのでそこまで熱中したわけではなく、オリジナルのストーリーもうろ覚えだけどそんなことは抜きにして非常に楽しめた作品でした。
公式サイトにこんなものが。3月28日の深夜、長崎でも見れるのかしらん。
