5、6歳の頃、O.ワイルドの「幸福の王子」の絵本を読みながら泣いていて両親から心配された記憶があります。だって王子とツバメがかわいそうでかわいそうで・・・。
それからほぼ60年、歳のせいでさらに涙もろくなっているのは分かっているのですが。
NHK「大奥」で毎回泣いてしまいます(;'∀')
脚本の見事さ(人物描写)と俳優陣の熱演によるのでしょう、シーズン1から現在のシーズン2医療編・幕末編前編~後編に至るまで数々の名シーンに泣かされています。
多くの役者さんたちにとっても「大奥」はターニング・ポイントのひとつになるのだろうと思います。
で、こないだ劇団四季の「クレイジー・フォー・ユー」公演を観たのですが、こちらはのっけから涙腺がゆるみっぱなし。
ストーリーとしてはなんていうこともないのだけれど、四季メンバーの歌とダンスのあまりの完成度に圧倒され、これほどの舞台を2時間半近くも演じ切る彼らの情熱と努力を目の当たりにし、涙があふれて困りました。
カーテンコールの時は満員の観客がスタンディングオベーション👏。手首がどうにかなりそうなほど拍手しましたよ。
エンタメでこれほど泣けてしまう幸せはすなわち平和である幸せでもあります。