来年春からスタートの朝ドラの主人公は作曲家・古関裕而さんがモデルらしい。
その古関裕而さんの名前が上映中の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のエンドロールにクレジットされるのでお見逃しなく。
さて、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は、またもや巨大な素早い爬虫類のようなゴジラになるのかと思って、さほど期待していなかったのだけれど、なかなかどうして、特に日本人にとってはかなり嬉しいゴジラ映画になっていた。
ストーリーのことや細かいプロットや人物の性格設定などがかなり大雑把なのは、本来怪獣映画にとってさほど重要なことじゃないからさほど気にすることはない。(逆に「シン・ゴジラ」は徹底的にそこに拘ったからこそあれほどの傑作になったのも事実なのだが)
そんな粗探しよりも映像のダイナミックさは素晴らしいし、なによりも日本版ゴジラ作品へのリスペクト感にあふれているところがとても楽しい。
さらに言えば渡辺謙演じる芹沢博士のラストシーンは「鉄腕アトム」を彷彿と…(勘ぐりすぎかもしれないが)。
で、本題の「音楽の力」なのだが、これは映画を観てもらって体感してもらうほかない。思わずニヤけてしまうのだが詳しくは書かずにおくけど、シネマコンプレックスが瞬時にしてかつての長崎東宝劇場に変わったかのような錯覚さえ覚えることに自分でも驚いたのは確か。
音楽の力はやはりスゴイ。
映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』日本版予告編第2弾