札幌kitaraホールでは合唱コンクール全国大会大学ユース部門~室内合唱部門がつつがなく進行中の模様でなによりです(^^♪
18年前にkitaraホールのステージに立ち、その響きの良さにうっとり。
実に気持ちよく歌わせてもらったことを記憶しています。
今日・明日と素晴らしい演奏に満たされますよう、すべての出場団体が存分にチカラを出し切れるよう念を送ることにいたします(^^;)
思いがけず「第九」を歌うことになり四苦八苦しております。
何度も歌った方は、なんてことないよと思われるかもしれませんが、小生実は初第九でありまして、予想通り苦労しています。
全国各地に「第九を歌う会」なるものが存在しています。
何千人とか何万人とか集めて歌うものもあるみたいですが、これまでずっとそのことの意味を感じることが出来ず、ずっと避けてきました。
40年近く前に一度だけ練習会に参加したときに、こんな難しいのは歌えねえと直感。それ以来避け続けてきました。
2年前の12月にブラームスの「ドイツ・レクイエム」に挑戦したときもかなり無謀な試みだと認識していましたが、およそ一年をかけてどうにかやり遂げました。
「第九」と比較することは意味のないことですが、合唱をする者としては「ドイツ・レクイエム」の方がよほど歌い甲斐があるという想いは今も変わりません。
(ヴェルディの「レクイエム」は更に上をいくと思いますが)
せっかくのオーケストラとの共演の機会があり、大人数で練習を重ねるのならば毎年「第九」じゃなくてもいいんじゃない?
もちろん「ドイツ・レクイエム」もいわば傷だらけで、再挑戦したい気持ちは山々。
じゃ、「第九」も毎年再挑戦しているということなのか?
何年かかければ満足のいくものになるのか。
そもそも「満足する」とはどういうことか。
ふだん少人数でしか歌っていない私にいろんなことを考えさせてくれる「第九」ですが、とりあえず自分なりに精一杯挑戦してみるしかないわけで。