昨年から待っていた映画、セントラル劇場さんが呼んでくれました(^^♪
一言でいうと「想像していたとおり」でした。
コロディの原作は読んだことがなくてディズニーの「ピノキオ」こそがピノキオと思っていましたが、「ほんとうの」と言われると「そうだよな~昔の童話って実は怖いものが多いんだよな」とも思い、本作のフォトギャラリーや予告を観たら確かにほんとうのピノキオの世界がいくばくか想像できていたので、その意味で「想像通り」。
映像は極めて美しくすべてのシーンが絵画のよう。
CGも特殊メイクも素晴らしい。
コロディの原作が発表されたのは1883年。ヨーロッパではオリエント急行の運行が開始された年(日本では渋沢栄一が銀行設立に奔走していた頃でしょうか)ですから「ピノッキオ」の舞台はその年代からすれば「昔」なのかもしれません。
「ピノッキオの冒険」挿絵
ディズニーのアニメではピノキオの良心であるこおろぎのジムニー・クロケットがずっとピノキオに連れ添い、最後に妖精から勲章をもらったりします。でも原作では悪いピノッキオに早々に殺されてしまうというし、本作でもピノッキオから金槌を投げつけられたりしてあまり良い役回りではありません( ;∀;)
(そもそも原作では星の妖精も存在しないので「星に願い」もしないのです。)
これ以上はネタバレになるので書きませんが、まるで大人向けの美しい絵本をめくるかのような映画で、私は大好きです(^^♪
長崎セントラル劇場で2月24日までですよ。