「シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~」を観た

映画を観た後、僕の中で「傑作!」「名作!」と勝手に位置づけるわけで、ときおり「愛おしい作品」というのがあります。 そのNo1はたぶん高校生の頃に観た「ジェレミー」(1973年)であります。 ソフトを検索したらAmazonでDVDがなんと17,800円ですと! 多感…

合体ウエストサイドストーリー こりゃどうなってるのか

スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」は本当にすばらしかった。 のですが、1961年ロバート・ワイズ版ももちろん傑作。 で、その2つを合体させた「TONIGHT」!どうなってるんだろ・・・。 www.youtube.com なんと「America」も! www.youtube.com …

合唱祭!

久々にブリックホール大ホールでの開催!ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 やはり人が集うのは楽しいものです。 62年前に15団体の参加で始まった合唱祭。 今年1月の市民会館でのミニ合唱祭参加が16団体だったので振り出しに戻ったわけですが…

ちょっと楽しみ 「シング・ア・ソング!笑顔を咲かす歌声」

少し先の上映になりますが。 原題は「Military Wives」ですから「軍人の妻たち」。 夫を戦地へ送り出した妻たちがイギリス軍基地で結成した合唱団の実話を基にした映画のようです。 シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」、ティアーズ・フォー・フ…

潜水艦クルスクの生存者たち を観た

2018年制作らしいこの映画が今公開されているのは間違いなくウクライナ情勢に関連してのことでしょう。 movie.kinocinema.jp 2000年8月12日に起こったロシアの原潜クルスク号の沈没事故を基にした映画。 制作したのはフランス・ベルギー・ルクセンブルグ・ル…

晴れオケ ふたたび

前記事の「指揮者なしのオーケストラ 第九に挑む!」が明日(15日)21時からEテレで見れますよ(^^♪! www.nhk.jp 鎌倉殿のあとに是非!

弦も弓もキレッキレ 辻井さんと晴れオケと

こないだの日曜の夜はNHK三昧。 「鎌倉殿の13人」をいつものように見た後に始まったこの番組。 いや~すごかった(^-^; このレベルになると目が見えるとか見えないとか全く問題じゃないことを今更ながら思い知らされ。 今年2月のコンサートメインプログラムも…

「アンネ・フランクと旅する日記」 を観た

第2次世界大戦下にユダヤ人の少女アンネ・フランクが空想の友だち宛てにつづっていた「アンネの日記」を原案に描いたアニメーション映画。「戦場でワルツを」のアリ・フォルマンが監督・脚本を手がけ、アンネの空想の友だち、キティーの視点からアンネの生涯…

東混の闘魂「死んだ男の残したものは」

3月25日に収録された東京混声合唱団の「死んだ男ののこしたものは」(武満徹)www.youtube.com もちろん、「NO WAR」と題されていますのでウクライナ問題に向けて発信されたものでありましょう。 音楽や合唱に政治的メッセージを持たせることの是非は別とし…

そして歌声は未来に向かう ~JCAユースクワイアを終えて~

聖堂には確かに音が鳴り響いているにもかかわらず静謐の中に身を置いている。 3月26日。 第11回JCAユースクワイアコンサートの場で私はそう感じていた。 ラトビアから生まれた作品群は実直な祖国愛と共に自然と神への確かな信仰にあふれていた。それは松…

ユースクワイア外伝

3.25 朝日新聞長崎版より 明日26日14時からの浦上天主堂でのコンサートに先立ち、出来たてほやほやの曲を献歌してくれました。 全国各地から来てくれた若者たちもいろんな想いを胸に歌ってくれたことと思います。 「歌の力」の可能性を世界中の音楽人と共に…

祈りのとき

今日の午後。 黙祷をしていてふと思ったのだがその1分間だけ日本中の信号を赤にしてはどうだろうか。 運転中だと黙祷できないしいきなり止まるわけにもいかないしね。 祈りのときは静寂の中で迎えたい、と思う。 8月9日は長崎市だけでも。

「ウエスト・サイド・ストーリー」を観た

ついに来ました スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」! 多くの方がそうだろうと思うのですが1961年のロバート・ワイズ版の「ウエスト・サイド・ストーリー」のイメージがどう壊されるのかという一抹の不安や期待を抱いて観に行きました。 あまり…

「ドライブ・マイ・カー」を観た

舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専…

「ほんとうのピノッキオ」を観た

昨年から待っていた映画、セントラル劇場さんが呼んでくれました(^^♪ 一言でいうと「想像していたとおり」でした。 コロディの原作は読んだことがなくてディズニーの「ピノキオ」こそがピノキオと思っていましたが、「ほんとうの」と言われると「そうだよな…

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 を観た

なんじゃこのタイトルは。でも原題が The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun だから仕方ないね。「別冊」はどこから来たのかわかりません。 こんなポスターみたら本編を観ないわけにはいきません。 ウエス・アンダーソンの作品は「ムーン…

ユースクワイアがやってくる

本格的に動き始めました。 感染者数の状況次第でいささか見通しが危うくもありますがとりあえず2月28日には開催の有無が判断されるようです。 jcanet.or.jp コーラスキャンプは長崎県美術館ホールを中心に3月22日から始まり、その成果は浦上天主堂での26日の…

A DAY IN THE LIFE

結構ヘビロテなダウンジャンバー。 毎日ビートルズを背負っていたなあとつい最近気付いたのです。 www.youtube.com

MODOKIコンサート 

九州、いや日本を代表する合唱団MODOKIさんも結成から30年!にして3回目の演奏会。 以前から計画されておられたものがコロナ禍で延び延びになっていたものだそうです。 見てのとおりとんでもないプログラム! ピアニスト平林知子先生とタッグを組んで昭和の…

「コーダ あいのうた」を観た

家族の中でただ1人の健聴者である少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。2014年製作のフランス映画「エール!」のリメイク。海の町でやさしい両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえ…

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を観た

こりゃすんげえ面白かった(^_-)-☆ 筋書きはまあ強引なところがあるのは致し方がない。 ここ最近のヒーロー達は悩みが多いのです。当然スパイダーマンも例外ではなく。 アベンジャーズが解体した上にエターナルズがあんまり頼りにならない感じでもあり、世界…

がんばる日本人

つくづく日本製品の素晴らしさを感じる今日この頃。 ヤクルトの銀紙みたいな空け口の一部がつまみやすいようにちょっとだけ長い、とか。 最近気付いたのがキューピードレッシングの空け口の破り目。 「あけぐち」と書かれたのが右斜め向きと左斜め向きと二つ…

スウィート・シング を観た

最近の長崎セントラル劇場はなかなかに充実していていると思うけれど上映期間が短いので見逃してしまうものも多く(*_*; この「スウィート・シング」も予告編を観て、「これは観なきゃ」と思いましたが6日間しかやってない!ので慌てて観たもの。 タイトルだ…

「モロッコ、彼女たちの朝」を観た

モロッコ映画というのを初めて観た(と思う)。 美しかった。公式サイトにも書いてあったが自然光の中で描かれる映像はすべてがフェルメールの絵画のよう。 少ない登場人物のくだくだしい説明はほとんどなく淡々と、しかし徐々に徐々に濃密に彼女たちの感情…

ディア・エヴァン・ハンセン を観た

原題 Dear Evan Hansen は手紙の書出しなので日本語でカナで書いちゃうとちょっと違和感ありますね。 2016年から舞台で上演されたものの映画化で、主演のエヴァン役も舞台で演じたベン・プラットだそう。 物語のテーマはある意味普遍的なものなのですが、そ…

映画「TOBE/トーベ」 を観た

このチラシは抜群だ。 そしてこの映画も秀逸だ。チラシのセンスの良さは映画に比例するのだ。 実をいうと「ムーミン」をほとんど知らない。 アニメーション等で得られるほんわかしたキャライメージがあるけれど原画を見るとそこはかとなく不気味な雰囲気が漂…

映画「リスペクト」を観た。

いろいろと考えさえられた映画でした。 ソウル・R&B・ゴスペル歌手アレサ・フランクリンの伝記映画。 全く知らなかった少女時代の出来事、父親や夫とからの性差別ともいえる抑圧、さらに自身の奔放な男性関係、アルコール依存などが赤裸々に描かれ、それは…

そして、バトンは渡された

映画「そして、バトンは渡された」を観ました。 原作を読んでいないので、見終わったときにとても気持ちが良かったのが妥当なのかどうか(^-^; ネタバレになるので多くは書きませんが、交互に描かれるふたつの「家族」が次第に距離を縮めていく過程はある意味…

合唱コンクール全国大会 中学校・高等学校部門に行ってきた

大会プログラムと大会バッジ。 ライブ配信で鑑賞された方にはどのように聴こえていたのかわかりませんが、iichiko総合文化センターグランドシアタはとても立派なホールで極めて自然な響きを誇ります。 二日間、たらふく中高生のみなさんの熱い演奏を堪能いた…

アンという名の少女

netflix経由、NHKで放送中(日曜日の23時~)の「アンという名の少女2」が佳境に入っております。 村岡花子女史がL.M.モンゴメリの原作にほれ込んで翻訳したというのは朝ドラ「花子とアン」で見て知ってましたが、僕自身は原作も読んでないしアニメも見てな…